始めたのは国士舘高校に入学した時に日本拳法部があり、クラスメイトに誘われて入部したのがきっかけです。日本拳法を始める前は何もやっていませんでした。
部は上下関係、規律が厳しかったです。戦績は、大会に出場すれば必ず何かしらトロフィーを持ち帰っていました。なかでも三年生の時の全日本(平成10年)優勝は忘れられません(初めてで現在でも唯一の全国大会優勝)。
二年生の時の夏合宿で二年先輩の坂本(篤志・三十二代)先輩より話をいただきました。最初はあまり実感が湧かず、言われるがままにひたすら仕事をしていました。
吉岡(利祐・二十八代)先輩から始まった国士舘大学の学連の歴史と歴代の先輩方の思いを自分が背負うんだ、という気持ちでした。意気込みとしては、東日本の代表として気合で乗り切ろうという思いで取り組んでいました。ただ、私は恵まれているのか、各大学の主将達が私に対して非常に協力的で後押しもしてくれたので、苦労という苦労はありませんでした。
戻ってみたいです。そして、また同期と練習したいです。心に残る思い出としては、私は初めてなものに縁があるようで、歴代学連委員として初めて三段を取得したことです。
4年間しかない貴重な時間を熱い思いで燃やし尽くしてもらいたいです。温故知新で上下関係など旧き良きものは大切にし、新しき良きものはどんどん取り入れてほしいです。
(2008年4月5日)